氷柱の雲龍渓谷

2021年2月18日(木曜日)

参加者6名

行動記録

2月17日

22:00武蔵浦和→浦和IC→東北道経由→0:30日光口PA仮眠▲

2月18日 小雪後曇り

6:20日光口PA▲→日光IC→7:20ゲート駐車場7:40→雲竜渓谷入口10:10→雲竜渓谷氷柱終了点11:00→昼食11:40→14:00ゲート駐車場→日光ホテル温泉15:50→日光インター経由→浦和駅18:30

3年連続の雲竜渓谷。今回は一級の寒気が入り前日に北海道では暴風雪となり寒気の強さが判る。このような時の日光地域の天候は冬型天気。

初日は雪になるが半日で雪が小康状態から曇りになるのが通説である。日光の街では晴れていても山岳地帯で雪になっていることは珍しいことでは無い。今回は登山では無くて渓谷沿いに行くので風の心配は全くない。

心配なのは沢沿いに行く時の渡渉点である。水量が夏に比べて少ないとは言え、20㌢位あり水の中を歩く訳にはいかない。前日からの雪で渡渉する渡石に雪が積もり滑りやすくなっている。、

最大限の注意力が求められる。渡石から滑ると靴が水没して足が凍傷になり行動が不能になる。この事を最大に注意を払うように参加者に説明をする。

2/17夜、武蔵浦和を定刻に出る。東北道経由で宇都宮インターを出て日光有料道路に入り、日光口パーキングエリアに深夜に着き、テントを張り仮眠に入る。

2/18朝5時に起き、朝食を摂り6時20分に日光口パーキングエリアを出発する。

インターを出てすぐに日光市内に入る。雪は無いが風花で市内の道路が薄っすらと雪が出始める。

日光二荒神社の神橋を左手に見ながら走行すると本格的に道路に雪が出始め、安全の為にチェーンを装着する。例年だとチェーンを着けずに稲荷川沿いに走り瀧尾神社の分祀横に駐車するが今回は早くチェーンを装着したのでゲートまで行けた。例年1時間ゲートまで歩いたのを15分で到着した。

小雪が降る中、共同装備を分けて出発する。登りは帰りの林道コースを使わずに沢沿いコースを選択する。ルートはよく知っているので間違えること無く進む。大きな堰堤を超えると、反対側右岸の林道に渡渉しなければならない。

例年より水量が多く、100mほど上流まで進むが渡渉点が無い。渡渉場所を作る為、大きな石を全員で水流に投げて渡渉点を構築して渡る。

再び林道の合流点迄に戻り安全地帯に入る。凍った雪の林道をアイゼンなしで進むが1時間半位歩いてると凍った道路が極めて滑るのでアイゼンを装着する。その後はルンルンとなる。2時間20分林道を歩き、雲竜渓谷入口の急な階段に到着する。

雪は止み曇りとなり時折薄日が射し込むようになる。雲竜渓谷に入ったので此処から氷柱の核心部まで30分なので写真を撮りながら進むようにする。2度右岸と左岸を交互に渡渉しなければならない。

大岩に雪が積もっており上流なので水流が早く、万が一滑ると身体が水没し怪我では済まない。それに岩の上に雪が積もっているのか、水流の端が凍っているのか見た目では判らない。時折、氷が割れて事故が起きる原因である。

渡渉の仕方を指導し、ストックで氷を刺し割れないか確認し、次にゆっくり体重をかけて支えられるか確認をしてから渡渉をするように指導する。過去に4回来ているが今回が一番状況が悪い。技術が試させられる状況である。

トレースが殆ど雪で埋まり自分たちでルート工作をする術が無いと氷柱の核心部までは到達できない。

核心部の氷柱が見えた場所の2回目の渡渉は水流の中に大きな岩がありアイゼンの歯が効きそうな所を探し飛ばないようにし、重心移動とストックでバランスを取り渡るように指導し全員安定した渡渉を終える。

終了点の核心部の氷柱を見ながら此処で1時間の昼食タイムとする。氷柱が出来る位なのでコンロでのお湯を沸かすのに時間が掛かる。暖かい物を口にしてやっと落ち着く。時折陽が射し込むと氷柱がライトブルーや薄いエメラルドグリーンの色に変化し感激する。一方で氷柱が溶けて落ちる音でドキとさせられる。

誰もいない厳寒の自然の中で満足感を感じながら、来たルートを下山する。途中渡渉した地点の氷が溶けて流され渡れなくなりルート工作。再び大きな石を全員で雪の中から探し出し、10分掛けて水流の中に投げ込む。水深が深いので中々渡れるポイントが出来ない。水量が多いと難しいルートである。

どうにか、渡れるポイントが出来たのでダブルストックでバランスを取りながら、ゆっくり重心移動をさせて渡渉を終える。来るときに渡渉の実施をして来たので皆は冷静に渡れてホッとした。ロープは持参していたが使わずにスキルが上がっていた。

2度の渡渉を無事に終えると登山者が数パーティ上がってきた。我々が工作した渡渉ポイントが利用できるなと心の中で呟いていた。20分で雲竜渓谷入口に到着する。帰りは林道コースをアイゼンを着けたまま歩行し2時間強でゲートに到着した。

荷物を整理し、日光駅前のホテルの温泉に入り、帰京につく。参加者に満足感のあった恒例の氷柱の雲竜渓谷山旅であれば良かったと考える。渋滞も無く18時30分に浦和駅に到着した。

来年はまた違う顔を見せてくれる事であろう雲竜渓谷の旅であった。

記録 Y・F



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