晩夏の巻機山

2021年8月29日(日曜日)

参加者12名

行動記録

8月28日 曇り

武蔵浦和西口22:00→関越道経由→塩沢石打インター→道の駅雪明り1:00(仮眠)

8月29日雨後時々晴れ後曇り

道の駅4:45→5:30桜坂駐車場6:13→10:00避難小屋10:24→11:00巻機山11:20→14:40桜坂駐車場15:00→駒の湯温泉経由→越後湯沢インター→武蔵浦和20:15

天気予報では日曜日は全国的に朝から晴れる予定。塩沢の道の駅で仮眠をして早朝は曇りであった。しかし巻機山山麓の清水の町並みを通過し山間部に入ると霧雨が降っている。

更に登山口のある桜坂駐車場に到着すると完全に雨模様。5時過ぎなので暫く様子を見て対応を考える。青空が遠くに見えるならば天気は回復傾向と判断できるが、その傾向は無く霧雨が続く。

米子沢グループは沢の終了点まで6~7時間を見ているので出発のタイムリミットは6時。霧雨が続く。判断の時間が過ぎ米子沢に行く他のパーティは6時には無かった。

霧雨なので増水は無いと判断出来る。霧雨で岩が濡れて滑りやすい。沢登り初めての参加者含めて9人ではロープ使用の多用が予想される。

時間が掛かり、避難小屋で合流予定の巻機山グルーフとの時間も読めず下山にも影響する。沢の原則である雨の日には入渓しないのが安全対策。2年前の7月末に裏大菩薩の沢登りで知り合い女性が増水の中を遡行し滑落で溺れて亡くなっている。天候判断ミスが原因。

沢には経験者にしか判らない怖さが潜んでいる。濡れた岩や高巻は滑って滑落事故が。高巻で熊笹にフェルト底が滑り滑落して沢底に転落して死亡した知り合いがいる。沢登りは岩登りより事故の確率が高い。

10年前に黒部の上の廊下を遡行した時、初回時に雨で入渓口のテント場で停滞して翌日増水で沢に入らず黒部ダム迄戻ったことがある。この時学生パーティが強引に黒部川の沢に入り渡渉に失敗し流されて亡くなっている。

沢の怖さを知っているリーダーがいれば若い命が救われたと感じた。翌年、再度、同じメンバー3人と言っても70代1名。60代2名で上の廊下に挑戦してビーバーク2泊3日で薬師沢小屋の終了点に抜け、遡行に成功した。

この時3日目は雷雨に合い綺麗な黒部川が増水して濁り1m水位が上がり2時間水の引くのを岩の上で待った。冷静な判断が求められるのが沢登りである。

このような経験の中、米子沢は雨がやまないので、リーダー判断で遡行中止にし全員で巻機山に登る事にした。沢の道具を車に置いて6時過ぎに駐車場を後にする。この頃から雨は上がり青空も見え始める。

急登を4時間で避難小屋に到着。巻機山の熊笹が綺麗に見える。すっきりとした青空にはならないが雨は心配ない。避難小屋から5分降りて米子沢終了点の水場に向かう。給水して小屋に戻り山頂を目指す。

御機屋に30分で到着。巻機山山頂の標柱が立っている。本当の山頂は此処から10分程度歩いたところに。避難小屋から40分で山頂に到着する。記念写真を撮り、巻機山の美しい熊笹の茂みを堪能し自然と対峙する。

下りは3時間半で駐車場に着く。越後湯沢の駒の湯で着替え、湯沢インター経由で20時過ぎに武蔵浦和に到着し解散する。

 

記録 Y・F

 

 



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