錦秋の阿弥陀岳南稜登攀&中央稜下降

2021年10月6日(日)

参加者 4人

行動記録

10月5日 曇り

新宿22:00→中央道小淵沢経由→23:40道の駅小淵沢仮眠▲

10月6日 晴れ

道の駅▲4:45→5:30舟山十字路5:50→8:40立場山→南稜取付10:00→12:10阿弥陀岳山頂12:30→中央稜経由→15:30舟山十字路15:45→16:00鹿の湯経由→小淵沢インター経由→新宿20:15

10/5

新宿を22:00定刻に出発し深夜23時40分に道の駅小淵沢に到着仮眠する。

10/6

道の駅を4:45に出る。舟山十字路に5:30到着。薄明るくなりヘッドランプを使用しないで済む。昨年8月に代表と2人で来た時、夜明け前から行動しヘッドランプを点けて旭小屋へのアプローチ。

2年前の大雨で林道が破損し沢沿いに歩くことになる。

道が荒れ、途中からナビで林道を探し、時間をロスした経験がある。今回はスタートを夜明けにし、ルートロスのしないようにした。其の事が効して、ルートロス無く、沢から早めに林道に入れた。

40分程で旭小屋の廃屋に到着する。天気が良いので、4人とも快調に歩く。本格的なアルパインが初めてのSを気遣いながらペースを調整する。旭小屋から登山道の急登になる。20分程踏ん張ると子尾根に出る。

ブナの黄葉を見ながらジワジワと標高を上げて行く。1時間50分程で立場山に。其処から10分程で青ナギに到着。阿弥陀の南稜が荒々しく見える。女性陣から「ウワオー」のお叫びの写真タイム。

行者小屋から見る阿弥陀岳と全く違う男性的な威容。此処に来た登山者しか見られない。青ナギから無名峰に40分弱の急登を耐える。

ロープを30分交代で船山十字路から担ぎ上げる。無名峰に上がると赤岳が荒々しく見える。阿弥陀の荒々しさに引けを取らない。

八ヶ岳は横岳の大同心・小同心の岩場があるが南側から見た阿弥陀岳は剣や穂高や槍ヶ岳に劣らない岳人の魂を揺さぶる素晴らしさがある。

参加した女性は岳人のアルパイン登攀の憧れを垣間見たのでは考える。

無名峰から30分で取り付きへのトラバースルートに入る。貸し切りの南稜ルート。取り付き点でハーネスを着け、ロープをほぐし、登攀の準備をする。

リードМ・ビレーヤⅠ・2番を初めてのS・3番目をFで登攀するよう指示。取り付き点にあるワイヤーを伝わりボルトにビレーヤーが支点構築。リート゛のMに「途中ボルトがあればランニングを取るように」指示。

乾いたルンぜを攀る。「30メートルでビレー点のボルトがある」旨を説明し、インカムをオンの状態で登攀スタート。ビレーヤ―のⅠはムンターでビレーしながらインカムで「残り20m」と小刻みに声を掛ける。

今回は無線状態が良く、リートに連絡がつく。ロープが順調に伸び、無線で「フィックス支点完了、ビレー解除」と連絡が入る。2番目のSにアッセンターの使用方法を確認し、スタートする。岩が乾いているので気持ちよくスタンスに乗れる。すぐにFがアッセンターでSを見ながら手違い無いかを確認しながら登る。

リードのМに3人が寄り添う。途中ランニング用のボルト2本入っており、最近打ち込まれたようである。ガイドか゛登っているからか? 南稜で事故の多いのが此処のルンぜである。

ロープなしで登りスリップして急こう配のルーンゼを滑落する。最後にビレーヤ―のⅠが攀って来る。「楽しい」と笑いながら来る。天気は良いし、着こんでいるので寒くはない。岩は乾いている。最高の条件である。

4人揃う。Mが「次のピッチもリードします」と声が掛かる。頼もしくなった。Ìが再びビレーヤ―に。岩場と草付のミックス。なかなかランニングが取れない。

「ボルトが見つかった」と直接声が聞こえる。緊張がほぐれる。すぐに無線で「その奥の太い木でビレー支点構築」をするように指示する。「ビレー解除」の無線。SとFがアッセンターで登る。手際が良くなる。ビレーヤも登り。

終了点到着。ロープ回収して、草付のトレースに乗り、小広い安定した所で登攀具を外す。其処から30分で脆いザレ場やハイマツを掴みながら山頂に到着する。360度の展望を楽しみながら、行動食を摂る。

中央稜の下山にめがけて気持ちを切り替える。一般登山道ではない急勾配の下りを注意しながら下降する。1時間程で森林帯の中の岩峰に到着。踏み跡が明確でなくなり、「ナビを見ながら尾根を外さないよう」に先頭に指示。2時間ほどで明確なトレースに乗り、あとは一気に林道迄下る。

御小屋尾根経由より1時間早く降りれる。雨の日や雨上がりは滑って危険なので天候判断が大事な下降ルートである。

船山十字路に15:30分に到着し直ぐ、鹿の湯に向かう。温泉で充実したアルパイン登山で満足感により、皆いい顔をしている。

小淵沢インターから一路新宿に向かう。途中事故で通行止めでいったん高速を下ろされ、渋滞の一般道から次のインターより乗り、途中で食事を摂り、20:15過ぎに新宿に着き解散する。

記録 Y・F



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